全豪オープン、あれ?WOWOWが映らない

錦織選手が大活躍のお陰で、うちはWOWOWに入ることになりました。そして全豪オープン。じゃー、ちゃんと録画しとくからねぇ。あれ?録れてないな。気のせいか? そういえば他のWOWOWの映画も録画されてないような。試しにテレビのBSを点けてみる 「電波を受信できません」 ガーン! どういうこと? 結局、HDDレコーダーもTVもどこもBSが映らないのでした。 そういえば昨日は風が強かったなぁ。
さあ、WOWOWが映らないとなると大変です。錦織選手の試合はどうなっちゃうんでしょう。奥様、これが楽しみでWOWOWを契約しているようなものなのに。 ところが、NHKが地上波で錦織選手の試合を流してくれました。 助かったー。もう、どうなることかと思いましたよ。旦那様のメンツが立たないではないですか。
で、1階のTVも2階のHDDレコーダーも、どちらも同時に受信しなくなったので、まず考えられるのはブースター。それからブースターからアンテナまでのケーブル。そしてアンテナの故障。あとはアンテナの向きが曲がってしまったか。どうしましょうかねぇ。電気屋さん呼んでやってもらうのもいいんだけど2階に登ってアンテナ交換やブースター交換となると結構なお値段になるのよね。 で、まずはブースターを疑うんですが、見た感じどこも壊れていなさそう。パイロットランプは点いているし、アンテナへの電力供給のランプも点いている。 そこでこんなものを買ってみました。
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衛星アンテナ レベルチェッカー。これにケーブル繋いで電源供給するとメーターが光って、さらにアンテナを接続すると電波の強度が手元で分かるというメーター。衛星アンテナを取り付けた事がある人ならわかると思いますが、アンテナの向きってちょっと狂うだけでガクンと電波が弱くなるわけで。だから調整するときは二人がかりでテレビに表示させた電波強度を一人が見て、それを聞きながらもう一人がアンテナの向きを変えるという、とっても面倒くさいことをテレビの前と屋根の上で連絡を取りながらやるわけです。 前やった時は、コードレス電話の内線で連絡取り合いながらやりましたが、まー、うまくいかないものです。
まず、この調整器の右側にブースターのアンテナへ伸びる線を接続して電源供給。するとメーター内部の照明が点灯。ということはブースターは壊れていなさそう。残る可能性はケーブルの断線、アンテナ故障、向きの狂いの3つなのですが、もう15年ぐらい経過しているBSアンテナなので、取り替えることを前提に新しいのを準備しました。
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やっぱりアンテナはマスプロとか八木とかアンテナ専業のがいいかな。
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屋根に持っていく前に組み立てて、横浜の緯度に合わせて上向きを調整。
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屋根とベランダを何回も往復しなくて済むよう、考えられる工具を袋に詰めて登ります。古いBSアンテナのケーブルを外して調整器に取り付けてみたところメーターの照明が点灯。ってことは、ケーブルの断線の可能性もなくなりました。もう1本のケーブルで調整器とアンテナを結んでアンテナの固定をゆるめて向きを変えてみてもレベルメーターがぜんぜん変化しない。ということは向きが狂ったという可能性もなくなって、アンテナの受信部が壊れたとしか思えません。ので、まずは取り外して降りてきました。
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大きさはほぼ同じですが、新しいやつのほうが軽いようです。
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新しいアンテナを付けてケーブル繋いで調整器のメーターで方向を確認。反応があります。やっぱこれかぁ。左右に振って一番電波が強いところを探して固定。次に上向き具合を動かしてもっと電波が強いところを探して固定。
このメーター、レベルを目視で確認できますが、音の高低でも電波の強さがわかるので、一人屋根に登って作業するにはとっても便利です。これあれば一人でできます。 でも、2階の屋根はとっても怖いので、万一のために奥様に待機してもらいました。
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この屋根、遮熱塗料を塗ったら表面がつるつるして、ゴム靴の裏でも滑るのでとっても怖いです。体育館の内履きに履き替えてもダメで、結局、裸足が一番滑らないので、全部脱いで登りました。今日は晴れて天気はいいのですが、予報では風速4m このレベルだとドローンちゃんを飛ばすを諦めようかなというレベルです。 ところが屋根の上はビュービュー風が吹いてまして、8mとかいうレベルです。帽子が飛ばされそうな勢い。 天気予報の風速は地上の話なんですよね、きっと。
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そんなわけで命からがらアンテナ交換してきました。ちゃんとWOWOWが入るようになりました。あー怖かった。新しく建った隣の家の屋根はもっと急だから、あれなら絶対登らないわ。
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