ETロボコン新走行体 NXTrikeが誕生するまで(4) 実験・改造・実験・改造

さあ、棚橋号でいろいろ実験をしないと。コンテストの扱いに耐えられるものなのか。保守はできるのか。面白さはどうなんだ。もちろん、格好良くないとダメ。 これから、ほぼ、2ヶ月間。実験と改良が続きます。
まず、取り組んだのはどこまで丈夫にするのか。あまりに頑丈だとぶつかった時にブロックが割れるし、だからといって、走っている最中にバラバラになっても困るし。実際のところ、前輪のウォームギアを使った機構は、緩んでくることがおおく、高速スピンしたらモーターが飛んで行くこともありました。

これは初期の頃の後ろギアの耐久性。このゆるゆるでは競技できません。
1533726_585473591526783_1935216568_
勝手に補強してみたりもしました。けど、この四角いブロックってポロン!とショックで外れるんですよねぇ。

それにスピードが出るというのも売りにしたかったんで、5倍速でぶつかっているうちに、いろんなところに緩みが。
うーん、まだまだ補強が足りないなぁ。数々の実験を繰り返し、棚橋先生に色々注文だして困らせていました。

あと、難所と組み合わせたら、どれぐらい能力があるのかとか、落として転げるとどうなるかとか。
そんななか、
「こんなんじゃ、なんか面白くないよねぇ、RCXの先祖返りじゃん」 という意見が飛び出しギョギョ!(@@)
「なんか花がないとねぇ、でないと、2014年も走行体は変更なしかな」 じぇじぇじぇ(@@)
「ウィリーできたらすごくない?」 誰だ-っ、そんなこと言い出すのは。
もう、無茶なこという人ばっかり。
えー、やっとここまで来たのに、変更なし??? 棚橋先生にこんなに頑張ってもらってるんだよぉ。
そんなぁ。 でも完成度上げるしか手はないし。諦めるわけにはいかないよね。
もー、作る方は大変なんだから、そうやすやすと言わないでくださいな。

後ろにバーを取り付けたりして、なんとかウィリーっぽいことはできるようにはなったけど、この体勢に持ち込むには道具を利用しないといけないんだよねぇ。難所セットで考えないと。