ETロボコン新走行体　NXTrikeが誕生するまで(３）　試作機、集合

最初の頃のNXTrikeはこんなにコンパクトでした。でも、いくつか問題も。重心が左に寄ってバランス悪い。前輪がむき出しで前からの衝突でシャフトがポキっといくかも。　あと、まだ不格好。（棚橋先生は見た目大事派なので、こんなんでは満足してませんでした）


この辺で、心のなかでは江口号にほぼ見切りをつけました。この棚橋号を育てたほうがうまくいきそう。このライントレースとリモコンが最後の実験だったかと。　さよなら、江口号。　これはこれで面白かったのだけどね。
さあ、１２月の全国企画会議に間に合わせないといけません。完成していなくてもいいけど、いくつかの試作機を取り揃えて、長所、短所などいろいろ比較できて、全国実行委員の方々に意見をもらわないと。

あの倒立２輪型を作った近政さんが、スピードが欲しいならこんなんでどう？　と試作機が届きました。モーターとタイヤの間にギアが入っているので確かに速い！　しかし、一番の特徴である２輪だけで倒立ができなくなってしまい、この１つの走行スタイルだけになってしまうのが残念。

もう１つ。これは宇部高専の若者に頼んで試作してもらったの。背が高いのである程度不安定で面白そう。けど、後輪がデフギアってのが残念。新しい部品を買わなくてもいいようにしたい。
この４種類の試作機を携えて、１２月の全国企画会議でお披露目しました。　みなさんの反応はいろいろ。　しかし、全体的に棚橋号が行けそうという雰囲気を得たので、ここからは、棚橋号のブラッシュアップ１本に絞ることにしました。　この時点で１２月中旬。　２月の記者発表に間に合うのか？