塵も匂いも取れる空気清浄機

家庭には1台や2台、空気清浄機があるかと思いますが、最近、買って満足している我が家の空気清浄機は、このIonicBreezeという製品です。実は深夜のテレビショッピングで見つけたのですが、あの手の注文は苦手なのでAmazonで購入しました。

なにがいいかというと、フィルタがなくて、オゾンで匂いを分解してくれるところです。20年ほど前に、電極に電圧を掛けて塵を集めてキッチンペーパーに吸着させる円筒形の空気清浄機を買ったことがありました。音がほとんどせず、フィルタも安いキッチンペーパーだったのは良かったのですが、フィルタの取替がちょっと面倒なのと、経年劣化で尖った電極がだんだん削れてきて、電子の飛びが悪くなって吸着力が落ちてきたので、最後は廃棄しました。そのときから、この放電でオゾンが発生して匂いを分解してくれることは実感してたので、今回、フィルタがなくて掃除が簡単そうなIonicBreezeを買ってみたわけです。使い始めて4ヶ月経ちました。

真ん中の縦長の機械が空気清浄機

大きさは、2種類あるようですが、これはMINIと呼ばれる小型のほう。後ろの掃除機や手前のアイリスオオヤマのサーキュレーターと比べると大体の大きさがわかるかと思います。

1週間放置したフィルター

フィルターというか電極というか、この3枚の金属板に塵が吸着されて空気清浄機になるわけです。本体側にはピアノ線のような反対の電極がいます。この写真は1週間ぐらい掃除をしてない電極で、表面に塵が積もって白くなってます。

むかし、まだテレビがブラウン管の時代、石川県から神奈川県に引っ越してきたとき、持ってきたテレビ画面が白くなるのをみて、都会はこんなに空気が汚いんだと実感しました。ブラウン管は電子銃でガラスの蛍光物質に電子を当てて発光させてRGBを発色していますから、ガラス表面が静電気を帯びて、空気中の浮遊物を吸着するんです。東京都知事がディーゼル車の排ガス規制をしてから随分と空気はきれいになりました。おまけに、最近は液晶テレビになったので、画面が白く汚れることもなくなりました。それでも、これだけ汚れているんですね。

アルコールを含ませたティッシュで拭く

電極の掃除は簡単です。アルコールを含ませたティッシュかアルコール含有タイプのウェットティッシュで拭くと簡単に取れまず。アルコールが重要で水では黒い物質が弾いて電極に残って取れません。つまり、この黒い物質は油性の成分みたいです。おぞらく排ガスのような石油製品の塵だと思います。

そして、この空気清浄機が面白いのは、ファンがついてないのに、稼働中はうっすらと前から空気の流れが出てきます。おそらく高電圧を掛けると空気がイオン化してオゾンが発生し、そのイオンが後ろの電極から前の電極に引っ張られて風が起きるのだと思います。あの小惑星探査機はやぶさのイオンエンジンと似たようなことが起こっているのではないかと思います。ただ、とても緩やかな風の流れなので、室内の空気を空気清浄機に通すにはサーキュレーターとの併用をおすすめするような説明がマニュアルにありました。そして、オゾンは匂いを分解してくれます。オゾンの匂いを嗅いだことある人は、「ああ、オゾンが出てる」とすぐに分かるくらい出てます。シャープのプラズマクラスタも同じくオゾンが出てますが、あれより強力に匂いがするので、発生量は相当あるんでしょう。おすすめです。