意外と良かった、ピレリ CINTURATO P7の総合評価

今年は雪が早そうだなと思ってたら、週末には日本海側でたくさん雪が積もったようで。今年も雪が多いのかな。で、12月に入ったことなので、スタッドレスタイヤに交換しました。今はいている夏タイヤのピレリは2年履いたので、来年の春には交換です。次は何にしようかな。
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これは後輪の減り具合。右後ろタイヤ。もう1万キロぐらいでスリップサインが出てきそうですが、変な減り方はしていません。後輪は真ん中から減ってきて平たく削れていくのですが、その様子は顕著ではないです。
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これは前輪側。左前タイヤ。後輪より減りが少ないですが、まああと1.5万キロぐらいで交換でしょう。普段なら左前タイヤは外側の角がけなり削れて坊主のようになるのですが、まだしっかり残っています。車の性格なのかタイヤの性格なのかわかりませんが、こんなに外側の溝が残っているのは珍しいです。
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これが4本全部積んだ所。左下=右後ろ、左上=右前、右下=左後ろ、右上=左前のタイヤです。このタイヤ、これまでの中で一番長持ちかも。 履いて3ヶ月のときの印象はここにレビューしてあるのですが、このときから既に減りが少ないなと感じてましたけど、その通りだったです。かと言ってグリップは悪くなく、雨の日でも安心して走れましたから、重量バランスが良くない以外は、めだって悪いことはありませんでした。
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ところで、気がつきました? この赤い矢印の部分。黒い線が全周にわたって入ってますよね。4本とも同じ場所にあるから、なにかを踏んだとかじゃないです。この部分を爪で押してみると他の部分よりもゴムが柔らかいです。 想像するに、これはお椀のような2つのパーツをくっつけるような製造方法ではないかと思います。 こういう線が出てくるタイヤも今回が初めてです。 でもねー、スチールラジアルだからワイヤーは全部に渡って繋がっていると思うんだけど、半分ずつ作るほうが大変だと思うんだけどな。 それとも、減った時にグリップを増すために柔らかいゴムが現れてくるとか? しかし、こんな線のような面積じゃ効きそうにもないし。謎です。
たしか、このCINTURATO P7はネットで1本1.4万円ぐらいで買ったはずなんだけど、総評としては結構いいタイヤでした。次にもう1回買ってもいいかなぁ、とも思います。 でも、また他のを試してみますけどね。
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さて、これは2シーズン目に入るアジアンタイヤのNANKANG SV-1。 去年、大雪になったとき助かりましたけど、まだ2シーズン目なので溝たっぷり。実は安いくせに意外とまったりとした走り味で、結構気に入っていて、雨とドライのグリップさえ良ければ、そのまま夏まで履いてもいいかな、と思っているんですけど。 今年もどかっと雪がきそうですが、どうなることでしょう。