ウォーターベッドのマットレスを交換しました

結婚して以来、20年以上使ってきたウォーターベッドのマットレスが、そろそろ寿命になってきたようなので、新しいマットレスに交換することにしました。
10524146_702562039817937_1513795219
流石にこれだけ長く使っていると、ときどき水漏れ事件もありまして。でも、こんなふうに修理キットもあるもんですから、穴を塞いで使えます。でも、そろそろビニールも弱ってきたみたいで。 ウォーターベッドはマットレスに相当するのが水の入ったバック。これだけでも交換できます。 しかし、日本ではウォーターベッドはマイナーな存在。売っているのはたぶんWATER WORLDの1社だけ。だから、新品で買い直すと余裕で50万とか100万とかするわけです。 マットレスだけ交換しようとしても15万円ぐらいする。 そりゃちょっと高すぎるでしょ。
アメリカでは普通にマットレスを買い換えるようで、アメリカのAmazonにいくとマットレスがいくつも売っています。それも一番高くても400ドルぐらい。 というわけで、Amazon.com で注文してみました。
Photo
本体が393ドル、それに送料が190ドル。おまけに75ドルの関税に備えたデポジット。トータルで700ドルはしないぐらい。いま、1ドルが100円ちょっとだから、7万円ぐらいですよ。 輸入したほうが断然おトク。
さて、マットレスの交換なのですが、これが一苦労なのです。以前、リフォームしたときベットを動かそうと水を抜いたのですが、抜いても運べるよな重さではありません。 中のスポンジやクッション材が水を吸って、水が抜け切らないので、動かすのが大変です。 しかし、今度は再利用するわけでもないので、切り刻んで捨てる覚悟で臨めばなんとかなるんではないかと。
10537770_702553459818795_891669846_
この黒いのがこれから捨てるやつ。水は水道のホースを使ってサイフォンの原理で抜きます。水を抜くのに2時間ぐらい。 で、これを捨てるために初めて刻んでみました。
P7146705
揺れを押さえるためのいろんな部材が中に詰まっています。こりゃ水が抜け切らないはずだわ。これを一生懸命刻んで水を絞って出来上がったゴミがこちら。
P7146707
プラゴミ? いや普通ごみでいいでしょ。 スプリングマットレスだとこうはいかないだろうけど。
さて、これから新しいマットを敷いて水入れ開始。
P7146709
キングサイズなので、800kgぐらいになると言われてます。水道からホースで水を引いて1時間ほど入れたでしょうか。 最後はこんな感じに。
P7146714
写真だと簡単そうに見えますが、とにかく水が重いので大変です。それに中に空気が入ると、ブリブリ空気が移動して寝心地が悪いので、空気を抜く作業は大変。

四方八方から空気を集めて、空気を抜く器具を使って外に出します。 これに1時間ぐらい。 最後に防腐剤を入れて完成。 この時点で水温は、蛇口の水の温度ですから、直に寝ると水風呂に入っているような気分。 風邪を引きます。 今は暑いですから、そのままほっとくと1日ほどで、まあまあ寝れる温度になってくるので、今晩は寝れるかどうか。 ウォーターベッドは夏も冬もいいですよぉ。 夏は温度を下げればひんやりで、冬はヌクヌクで。