海外でへんてこなものが沢山開発される理由

錦織選手の試合をTVで観戦するために、最初はWOWOWに加入して、小さい試合も観たいからとスカパーのGAORAに入ってます。しかし、スカパーって5本チャンネルをセットにして入るから、あと見ても面白そうなものとして、ディスカバリーチャンネルとナショナル・ジオグラフィックTVを選んであります。 ところが、この2つ、とっても面白くて日本では絶対放送しないような、兵器の比較や、UFOがどうのこうのとか、宇宙モノとか、とにかく結構楽しんでいるわけでして。 地デジの民放っていったい何してるの? と思いますわ。
そのなかで、ディスカバリーチャンネルに「名車再生、クラシックカーディーラーズ」という番組があります。マイクという人が古い車を探してきて、エドという人がそれを直して、最後に高く売るという話なんですが、他にもクルマ関係の番組は沢山ありますけど、この番組が一番面白いかな。 このエドという人、ほんとなんでも知っていて、どんな国のどんなメーカーのクルマでも直してしまうすごい人。それがまた、解説しながら修理していくので機械好きなら、なるほどと思えることが沢山でてきます。 で、このエドって人。クルマ関係はいろんなことやってるようで、最近では「走るベッド」のスピード世界記録を持ってたり。 イギリスでとっても変なことを競ったりするじゃないですか。 ありえない場所でアイロン掛けるのを競ったり。 これも似たようなノリだと思うんですけど、寝るベットの形をしたクルマで、110km/h出したとか。

とにかく海外ではクルマへの執着が凄い。古いクルマを直したり改造したりして楽しんでいる人がとても多いみたいです。日本は古いクルマを持っているだけで税金が高くなりますけどね。 スクラップにするのと直して乗るのとどっちがエコなんだか。 きっと税金とか維持費の問題で、古いクルマを大事にするのは難しいんだろうな。と思ってました。
が、よく考えてみると、アメリカでもイギリスでもみんな家に立派なガレージがあるんですよ。屋根のついた扉がしまる雨風が吹き込まないやつ。だから一年中、クルマいじりできる場所があるわけで。それも広いから散らかしていても困らないし、作業を途中でやめて次の日に持ち越しとか自由。いちいち片付けなくてもいい。 もしかしたら、これが海外で小さい会社がいっぱいできる違いじゃない? なんて思い始めました。 ガレージからスタートして大きくなった企業って、アップルとかいっぱいありますからね。 日本ってなかなかガレージってないです。田舎のほうでは農機具を閉まっておく納屋はありますけど。 小汚くしても片付けなくても文句言われないガレージ、これが大事なんですわ。