New GSに試乗してきました
新しい顔つきのNew GSに試乗してきました。GS350の一番下のベースグレードです。まだGS450hは出てきてません。まあまあ、人は来てましたが、GSだけが目当てではなさそう。
外観は少し角張った感じになりましたね。あの厳ついフロントグリルはCTから始まったんですね。GSの箱っぽい体つきで厳つさが際立ってたので、今回から導入だと勘違いしてました。斜め後ろから眺めると、フロントから受ける印象とは全く違い、どちらかというとISやHS的な雰囲気で特徴が少ないです。CTはコンパクトカーで前からの印象とその他との違和感はないんですが、どーも、GSはその辺が2面性がありますね。
内装の雰囲気はLEXUSっぽく、まあまあです。センターにマウスのような動作をするポインタがあるんですが、段々と小さくなってきて四角いクッキーサイズになってました。でも、操作性は進化してます。液晶画面のボタン近くでポインタが吸い付けられ、操作感がロックされて、そこから隣のボタンへ移動しようとマウスを動かすと次のボタンへジャンプして、うろうろマウスカーソルがすることないです。ボタンから少し力を入れて離そうとすると、マウスカーソルが現れて、別のところへ持っていく。そんな雰囲気の操作感。結構、使いやすくなってます。
シート調整がちょっと難航。少し反応が早すぎるかも。あと、一番下にセットしたとき、あまり低くなりません。低い運転姿勢は取りにくい感があります。上がる方向はいくらでも上がるって感じ。
座った印象はなんとなく落ち着かないというか、真ん中がどこなんだろう?的なフラット感です。
で、一番の特徴はデカイ液晶。横長で画面にして2画面分あります。左側はナビ、右側はインフォメーションみような使い方をします。右側に何を表示させとくかは趣味なんでしょうが、エアコンの操作だったりすると、液晶より下側の普通のスイッチ類がある部分にも設定温度などは表示されるので、それではもったいないですね。燃費などが一番なんでしょうが、それにしては大げさなサイズかも。
たぶん、ハイブリッドや電気自動車など、これまでと違う情報を表示しなきゃいけない車のためのスペースだと思います。
さっそく、いつもの横横道路へ試乗に出発。加速はまあまあ、乗り心地もいいほう。225/50R17のタイヤにしては当たりがキツクて、硬いタイヤ+柔らかめサスペンション、のような組み合わせでした。空気圧が高かったのかな。
ハンドルの微妙な左右にたいしての応答が少し大きくて、100km以下では反応が大きいです。それを超えると鈍くなる感じ。あと、なんとなく路面からのダイレクト感がなくて、路面の状況がハンドルからあまりわかりませんでした。ブレーキの効きはいいほうで、踏力に比例して効きます。
中速からのキックダウンは速くて、アクセスをぐっと踏むとすぐにキックダウンして加速が始まるので、反応はいいです。
かなり違和感があったのが、ウィンカー。メカニカルでなくて最近のスイッチ式。操作してもすぐに戻ってくる奴。ところが、チョン操作で3回点滅が無いんですわ。これまで試乗してきた車で、スイッチ式はどれもあるのが当たり前だと思ってたんですが。チョン操作に慣れているととっても面倒に感じます。あと、ウィンカーのカチカチ音、リレーのような音でなはく、日本車には珍しいコツコツ音でした。BMWってこんな感じじゃなかったかな。
つぎ、GS450hが出てきたら、また試乗してこようかと。