ノート e-Powerに試乗してきました

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前から試してみたかったんですが、11月はいろいろと忙しくて、やっと行ってきました。日産のノート e-Power。普通のノートと何が違うかというと、これは電気自動車、EVの部類です。 1.2Lのガソリンエンジンを積んでますが、それはバッテリーを充電するためだけに回し、駆動力にはなりません。 つまりEVなんだけど電池が減ってきたらエンジンで発電機を回して充電しながら走る、ということです。
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これがボンネットを開けたところ。左側がエンジン、右側がインバーター。インバーターの下には駆動用のモーター。モーターとエンジンの間には発電機が埋まってます。 バッテリーは運転席と助手席の間に2個にわけて配置。 なので全体的に前がちょっと重いかな、と。 
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これが前輪の潰れ具合。
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こっちが後輪の潰れ具合。 こうして比べると、前輪のほうが重そうな感じですよね。 運転しているとそんなに感じないけど。
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そして初めてお目にかかった液晶カメラ型のルームミラー。後ろの風景をカメラで撮影して液晶のミラーに写してます。だから後部座席のヘッドレストとか邪魔なものがない。
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ミラーの下にレバーが付いていて、それを倒すと角度が変わって普通の鏡を使ったミラーになります。うーん、これはいいかも。 どんなに後ろに荷物が積んであっても視界が遮られないし。 夜にどういう風にみえるか試してみたいな。
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アラウンドビューモニターも付いていてい、バックに入れると、ルームミラーに右から、後ろ、バックモニター、アラウンドビューモニターが並んで表示されます。これはいいと思うわ。 あとどうせカメラで撮影した映像が写っているんだから、後ろのみたいところを指でタッチすると拡大してみれる機能があるといいな。 覆面パトカーとかの確認に^^;
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インパネにごちゃごちゃしたものはありません。ガソリン残量とバッテリーの残量と、充電しているのかどうかぐらい。まあ、こんなもんで十分ですよ。
さて、試乗に出かけます。スタートの仕方はリーフと同じ。ブレーキ踏んでスタートボタンでReady。レバーはリーフと同じもので、丸いノブをスライドさせてドライブに入れたりバックに入れたり。 今回の試乗は、回生ブレーキが一番強いSモードで走りました。 出だし力強い。エンジンは回らない。だから静か。リーフほどしっとり感はないけど、EVコンパクトカーって感じです。BMWのi3に近いかな。 動力源の仕組みもi3のレンジエクステンダー付きと同じだし。 
そして回生ブレーキはこれまでのEV車の中で一番強いです。 平地や若干前に傾斜している道でも、アクセルOFFで完全停止までブレーキがかかります。 だから町中でブレーキを踏むのは止まってから動かないようにするために踏んでいるだけ。 速度により減速が大きいとブレーキランプも点灯するようになっているいいます。自分では確認できないけどね。これはブレーキパッド減らないわ。 ハイブリッドでないので協調動作が必要ないから、ブレーキは油圧式らしいです。 乗り味はガソリン車のノートをちょっとマイルドにした感じ。重量増加のぶんだけそう感じるんでしょうか。 加速もいいし。運転しやすい。
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ぐるっと町中を15分ぐらい走ってきて燃費は30.3km/Lでした。 いやー、味は電気自動車だけど充電する必要ないし、これはいいわ。 エアコンのことは聞き忘れたけどきっとモーターでコンプレッサー回すんでしょうね。暖房はどうなるんだろう。 というわけで、一度乗ってみるといいです。 実際のところ、リーフのお客さんがe-Powerに流れているんだとか。だって充電面倒だしね。