乗ってきました、430km/hのリニアモーターカー

上海万博2日目、の、はずでしたが、もう飽きてしまったので、今日は上海浦東国際空港と龍陽路駅を繋ぐリニアに乗ってきました。1日券が2枚無駄になるけど、もう万博は満足です。1枚１６０元、大体2400円ってところでしょうか。
まず地下鉄2号線に乗って龍陽路駅に行きます。地下鉄初めて。まずは切符を買うのですが、券売機がちょっと使いにくい。マウスカーソルが画面に出てくるんだけど、これはWindowsで作ってあるんじゃなかろうか。ベースはタッチパネルをつけたPCみたいな動きです。
何号線の何駅、何枚と指示すると金額が出るので、紙幣とコインで払います。１００元紙幣は使えなかった。５０元までです。手持ちに小さいお金がなかったので近くの店でサントリーのウーロン茶微糖を４元で買って両替。

これ、切符です。ICカードみたいで改札の機械にタッチして使います。スイカの1回限り版みたいなの。チャージして残金が無くなるまで使えるタイプもあるみたいです。改札に入る前に手荷物検査。大きな荷物はX線機械にかけます。腰に巻くような小さいものや首から提げているXactiはそのまま素通り。

入ってきた地下鉄に乗り込もうとしたら、いきなり混んでいて、ドアのところで押し合い。今日は日曜日なのに、平日はどうなっているんだ？　

車内のテレビに今日の上海万博の入場者数が。げ！開場1時間で、もう20万人入っているし。行かないでよかったかも。

電車の居る場所はこんな表示がされています。

駅に到着、これからリニアの場所に移動です。リニアは中国語で「磁浮」と言うらしい。読み方はわからん。英語では「Maglev」（マグレブ）　これ、電磁浮上式鉄道の正式な英語みたいです。リニアっていうのは和製英語みたいですね。

チケットは普通とVIPの2種類、片道が５０、１００、ただし往復で買うと2割引。チケット売り場で、VIP、Round-Trip、2personといったら、VIPはここじゃ買えない、あっちにいって。と中国語で言われたらしいのだけど、何言ってるのかわからん。サービスカウンタで聞いたら、別の売り場を指さされた。そこでは無事買えたのだけど、その切符を改札に通そうとしたら、駅員に止められた。ん？なんか悪いことしたっけ？　どうやらVIP席の何かを確認しているみたい。結局同じ改札を通っていって、先頭車両がVIP席だった。

これが飛行場へ向かう430km/h出るときの映像（7分半）です。動き出す前に浮かんだ感じがするんですが、タイヤはないんでしょうか。ふわふわします。
それにしても430km/hは速いよ。高速を100km/hで走る車が30km/hぐらいに見えるから。でも430km/h出てるのは1分ぐらいなんだけど。日本もリニアできたら500km/hは目指してほしいな。時間帯によって最高速度が違うらしき表示がありました。
空港内をぐるっと散策して、また帰りのリニアに乗ります。行きは先頭車両でしたが帰りは一番後ろの車両でした。つまり、ぐるっと反転はしないみたいです。

ん？　300km/hより上が出ないんだけど。時間帯なのか空港からの帰りは遅いのか。行きは7分30秒、帰りは8分30秒ぐらいでした。それでも1分しか違わないんですが。リニアは上海万博より価値があります。