醤油作り体験

醤油づくり体験が面白い。醤油発祥の地、浅田醤油

この前、クルーズ船にのって和歌山県の下津港に行きました。いつも港ちかくでレンタカーを借りて観光するのですが、和歌山市内にいっても平凡なので、なにかおもしろいものがないか探してみたら、和歌山県有田郡湯浅町というのは、醤油発祥の地、らしいです。工場見学と醤油づくり体験たできるというので、湯浅醤油にGO。

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クルーズ船が接岸した場所から、30km、クルマで小一時間ぐらいで着きます。この樽は現役で醤油が入ってます。もう樽を作れる職人さんがいなくなって、この形のはもう手に入らないんだとか。

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醤油の原料は、大豆、麦、塩、麹カビ、水。なぜここが醤油発祥の地になったかといえば、金山寺味噌を作ったときに溜まった汁を飲んでみたらうまかったので、それがだんだん醤油になっていった、とのこと。やっぱり味噌と醤油は紙一重なんですね。

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いま仕込んでいる最中の醤油。1つの樽で、一升瓶で3万本だったかな?3千本だったかな。醤油が作れるそうです。

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できあがってきた醪は、この機械で絞って、滴り落ちたのが醤油。

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で、有料なのですが、工場見学をしたあと、醤油づくり体験をします。大豆にはすでにカビがついていますが、これらの材料をペットボトルの中に仕込みます。

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問題なのが、この仕込んだ醤油を持って帰って、1年ぐらい世話して、やっと本物の醤油になるらしいです。最初の1週間は頻繁にかき混ぜたり空気を入れ替えたり。いまからだと正月ぐらいには、まあまあ若い醤油として味わえるそうな。 まるでぬか床の世話みたい。 でも醤油がどんな風にできあがるのかよく分かりました。和歌山県にいったら体験してみてください。