チューチューマウス復活への道

ながらくお休みしてた(というか化石になってた笑)チューチューマウス。32bitのWindowsから時代が流れほぼ64bitになり、32bit版チューチューマウス(Tyu32)を入れても大した仕事をしなくなりました。また、時代はブラウザでサービスを受けるのが標準になり、PCにインストールされたアプリを使うことも少なくなり出番も少なく。ところが未だに細々ですがTyu32を買ってWin11/10で使おうとする方もいらっしゃる。しかし、特殊な技術を多用したTyu32を移植するなどムリムリ。

きっかけはAnthropic(アンソロピック)社の最上位AI「Claude Mythos」が世間を騒がせた一件です。そんなに凄いんか?それと同等能力が「Fable 5」というモデルで一般人でも使えると?と試し始めたのが6月。いろいろ試してみた、領収書の仕分け、Android用アプリ、Kindle本、etc… すげーな、何でもこなすじゃん。もしかしてTyu32のコードを読ませたら解析してTyu64を作れるんじゃね? 大昔に64bit化で挫折したコードを解析させた。すごい!ちゃんと言ってることが合ってる。こちらがうろ覚えの仕組みも思い出した。これは行けるかもしれないな! なんせC++コードで60Kラインある。15年前から止まっているコードが。普通ならすっかり仕組みを忘れていても不思議でない規模。

従来方式ではできない仕組みをどうする? 技術検討、販売方式、デザイン(絵はClaudeが苦手なので、別の画像AIへの依頼文を書かせる)、ヘルプ、インストーラ、ホームページ、etc… Claude Codeと二人三脚で1ヶ月がんばった。できそう、出来た! 凄腕エンジニアが5人ぐらい居るような感じ。 そして会話内容は1冊のKindle本になるぐらいの物量になった。実際にKindle本を作ってみた。これ売れそう笑(秘密の塊だもの、出すかどうかは思案中)そして、この記事を書いている。だが?

まだ1行もコードは書いてません!

そうなんです、まだコードは書いてないのに完成したのです。そりゃ技術的な判断とかアドバイスとかしましたよ?日本語でね。コンピューターに食わせるコードは書いてない。ビックリですよ。初版(5.0.1)ができたとき60Kラインのうち30Kライン(追加+削除)が書き換わっていました。仕様は私が、作業はAIが全部やった、と断言していいです。

ちなみに試しに作ってみたKindle本を渡して、「これでアプリ作ってみて」とお願いしました。ちょっと似てるけど変なものができました。コンパイルして通るコードを元に作らせたら出来たかも知れないが、やり取りだけでは真の仕様は想像できなかったみたいです。逆に言えば、動くコードさえ残っていれば大丈夫。過去にソフトを発表して現在御蔵入りになっているものがあったら、AIのちからを借りて復活できる時代になりました。実際、このサイトのメニューにある泳ぐシリーズのスクリーンセーバーは、みんな1993〜95年ごろの作品からAIで作り直したものです。

ということで、おまたせしました。1993年、28歳だった人間が生んだチューチューマウス。61歳になった同じ人間から、あらためてお届けします。チューチューマウス is BACK です。

▶ 新しくなったチューチューマウスの紹介・ダウンロードはこちら:チューチューマウス for Windows